日本話し方センター社長・横田章剛のブログ

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2023年6月21日話し方が変われば人生が変わる!

 

★話に自信が持てると他のことにも積極的になれる


先日、全12回のベーシックコースの7回目を受講しているKさんに「受講を始めてから何か変化がありましたか?」と聞いてみました。Kさんからは「すべてのことに対して少しずつ積極的に考えられるようになってきました」という回答が返ってきました。確かに、Kさんは講座が始まった頃と比べるとかなり話し方が上達していると私も感じています。声が大きくなり、楽しそうに話すようになっています。そして、自分の成長を実感し、自信が持てるようになったため、話すこと以外にも積極的に取り組めるようになったとのことでした。

Kさんは、人とのコミュニケーションが苦手で、それを克服するためにベーシックコースを受講しています。Kさんのようにコミュニケーションに苦手意識がある人は、人と話をすることに少なからず負担感があります。私たちは普段、様々な人とコミュニケーションを取りながら仕事をしています。従って、コミュニケーションに苦手意識があると、連絡や報告、指示などが思うようにできないため、色々なことに消極的になりがちです。しかし、ベーシックコースを受講して、話し方に少し自信が持てると、日常でも以前より積極的に人と話ができるようになります。以前ほど負担を感じずにコミュニケーションが取れるようになると、他のことも積極的に考えられるようになるのです。


★受講生のTさんの例


ベーシックコース受講生のTさんは、就職活動中の学生さんです。全12回のコースを6回まで受けたところで、Tさんから「講座が始まる30分くらい前に来るので、就職面接のトレーニングをして欲しい」という依頼がありました。私はTさんが受講をスタートした頃のスピーチを聞いていました。少しよそよそしい、斜に構えた感じで、いかにも相手に「自信がなさそうだな」と感じさせる話し方でした。また、話の内容にもまとまりがなく言いたいことがよくわからない話でした。一言で言えば、良い印象を持たれる話し方ではなかったのです。<br ?-->私はTさんからのお申し出を喜んで引き受けました。さて、トレーニングの当日、Tさんの話し方を見て驚きました。私の模擬質問に、まっすぐに私を見て大きくはっきりした声で堂々と答えてくれました。また、話している内容も分かり易くまとまっていて、本当にそう思っているのだな、と感じさせる誠実な話しぶりでした。しばらくTさんのスピーチは聞いていなかったものの、この上達は予想外でした。
Tさんに「分かりやすい話ができるようになりましたね」と感想を伝えると、「受講してスピーチ実習をしているうちに話すことに自信が出てきました。すると物事に積極的に取り組めるようなったんです!」と嬉しそうに話してくれました。教室でのスピーチで以前と違う話し方ができた、という実感が持てると「自分も変われるんだ!」という自信がついたそうです。とてもうれしい変化でした。

 

★話し方の変化は自分でも気付きやすい


人は自分の変化を実感することはなかなか難しいものです。しかし、話し方の変化、例えば声が大きくなってきた、あがりを感じなくなってきた、ということは、自分でも感覚としてつかみやすいものです。それが一つの成功体験となり「よし!他のことも少し前向きに取り組んでみよう」という意欲につながるのです。
・今まであいさつをしていない人にあいさつをするようになった
・イベントの司会を頼まれて思い切って引き受けた
・新たな習い事にチャレンジした
受講生の中にはこのような人がたくさんいます。話し方に自信が持てたことが、自身の成長のきっかけになったのです。

 

★話し方を学んで自分を変えましょう!


私たちの日常の中では、自分の変化を感じることはなかなかありません。そのため、諦めにも似た感覚で新しいことにチャレンジしなくなります。しかし、ベーシックコース2日間集中コースを受講して、話し方が変わった!という実感から積極的な気持ちになれた人は数多くいらっしゃいます。その結果、人生が変わった、という人も少なくありません。その実際をぜひ「受講者の声」でお確かめください!
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